マスヤ/IXグループでは、「経営理念」「社是」「社訓」「行動指針」に基づく理念経営を進めております。経営理念に基づいた本物づくり・ひとづくり・地域貢献の分野で様々な取り組みを行っています。このページではその活動をご紹介いたします。
また、弊社が1年間の各種活動内容を報告する「理念経営実践報告書」では、各事業のご紹介や、経営理念にかかげる 本物づくり・ひとづくり・地域貢献の各活動内容などの詳細を掲載しております。各年度の活動内容もご確認いただけますので、ぜひ「理念経営実践報告書(リンクはこちらから)」もご覧ください。
ー近年の各種活動・イベントー
人事評価制度の改定〔マスヤ〕
マスヤで23年ぶりとなる人事評価制度の改定を行いました。新しい制度のテーマは「理念・ミッションを体現
する~自律人として必要な行動や成長を理解し、様々な業務やチャレンジに積極的に取組める人事制度」です。
今回の改定により自律的に行動するための指針をよりはっきり示し、一人ひとりが業務や組織に貢献する姿勢を
幅広く評価できる仕組みとなっています。この制度を通して一人ひとりが自分らしさを発揮して社会の役に立てる
よう成長していってもらうことを目指しています。
伊勢志摩地域の未来を考える「IXコミュニティ」の活動 〔IXホールディングス〕
IXグループでは、「地域社会の豊かさづくりに貢献する」の経営理念に基づき、グループが持つリソースや地域
でのネットワークを活かして伊勢志摩地域の未来のためにできることをしようという思いで、2023年10月に「IX
コミュニティ」を発足しました。IXコミュニティではこの一年間、地域の大学生や高校生と産官学の関係者が連携
して、伊勢志摩の地域課題の解決につながるソーシャルビジネスの実践に取組みました。具体的には、農業班、
福祉班、観光班、マルシェ班、ワインぶどう班の5つです。自ら活動することで社会を良いものに変えていくという
マインドを持って、伊勢志摩での就職や起業を通して地域で活躍してもらえる人材の育成につなげたいと考えて
います。IXコミュニティから生まれるソーシャルビジネスが、伊勢志摩にトランスフォーメーションを起こせるよう
若者たちと本気で取り組んでいます。
ウイスキー『神路』が世界最高峰のIWSC2024で 最高金賞を受賞〔伊勢萬〕
1969年に創設され、世界の酒類コンペティションの中で最も歴史と権威があるとされる品評会「インター
ナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC2024)」で、伊勢萬の『ブレンデドウイスキー神路』
がGold Outstanding(最高金賞)を受賞しました。
IWSCは、かつてサントリーの『山崎』などのジャパニーズウイスキーが世界的に注目されるきっかけになったとされる世界最高峰の品評会。そのワールドワイドウイスキー
部門で部門最高点(98点)を獲得し、伊勢萬が蒸留酒の分野で長年培ってきた樽熟成のノウハウとブレンド技術
の高さが証明されました。また同じく世界三大コンペティションの1つ「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ
(ISC2024)」でも『神路』は2022年に続き二度目の金賞を受賞しています。
「DXセレクション2024」優良事例として表彰〔IXデジタル〕
マスヤ/IXグループのDX(デジタル・トランスフォーメーション)に関する取り組みが、経済産業省「DXセレク
ション2024」の優良事例に選定されました。2024年3月19日に経済産業省の講堂で行われた表彰式にグループ
CIOの神山大輔が出席し、表彰状を授与されました。今回表彰理由とされたのは、三重県が主導するオープン
イノベーションの枠組みを活かしてフューチャースタンダード社(本社:東京)と共に開発を進めてきた『マスヤ
メソッド』です。マスヤの生産現場では、センサーを介して情報を見える化したり、i‐Reporterを活用して日々の
生産日報を電子化したりすることで生産性向上、ロスの削減に大きな実績を挙げることができました。また、slack
などのデジタルツールを活用して情報の共有が円滑になり、職務環境のフレックス化とも相まって様々な部門の
仕事の効率化が進みました。
こうした実績を背景に、IXホールディングスのデジタル推進チームは、2024年10月を以て「IXデジタル㈱」と
してスピンオフ(分社)しました。今後は、地方だから情報もリソースも遅れていて仕方ないという認識ではなく、
地方だからこそ追求できるフロンティアがあるという思いで、グループ内に限らず地域全体でデジタル時代の
新たな次元へ向かっていけるよう、日々努力してまいります。